ノルウェーの木造教会

次はノルウェーの木造教会.
ノルウェーといえばフィヨルドを思い浮かべますが、そのフィヨルドの奥の山岳地帯に、中世の古い教会が残っています.

でも、行ってみたいとは思うものの、教会の点在する場所は基本的に遠く辺鄙な、急峻な山の中・・・
短い旅行の中では厳しい・・・

 

でも1ヶ所、気軽に見に行ける教会が!
オスロの「ノルウェー民族博物館」に、ゴルの教会が移築されています.

本来この教会が在った風景ごと見ることは出来ませんが、教会を体感できるだけでもありがたいです.

フィンランドの可愛らしい教会とはうって変わって、真っ黒で直線的な構成.
ドラゴンの棟飾りを頂いてそびえる姿は堂々として格好いいです.


ヴァイキングの文化とキリスト教が結びついて生まれたかたちだそうで、
入口の柱等にもヴァイキングの組紐文様が浮彫されています.
真っ黒いのはタールだそう.

内部には一切窓がなく、中も真っ暗.
出入口からの明かりで祭壇が薄っすら見える程度でした.
(カメラが優秀だったので明るく撮れてますが、もっと真っ暗)

礼拝堂の見上げ.
フィンランドの教会はログ構法(壁構造)でしたが、こちらはスターヴ構法(軸組構造).
ノルウェー語で丸柱のことをスターヴというのだそうです.
肉眼では暗くてよく見えなかったので、カメラで撮って確認・・・

この野外民族博物館では、伝統的な芝屋根の住居など他にも色々移築されており、民族衣装をまとったスタッフの演出などもあって楽しかったです.

Data:
Gol Stavkirke(ゴルのスターヴ教会)
建設:1212, 移築 1907

※参考文献:「図説 北欧の建築遺産」(伊藤大介著/河出書房新社)

abehuc

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